TRAINERS & STAFF






<<  講師 樋口隆則 略歴   >>
日本プロレス界の黄金時代を支えた伝説的名レフェリー、ジョー樋口の息子として大阪府で生まれ、横浜と目黒で幼少期を過ごす。

18歳で渡米し、ハワイ大学での語学研修を経てニューヨーク市立大学心理学科へ進学するも、3年目で大学を中退。その後、演劇の名門ネイバーフッド・プレイハウスに入学。
コーチングの始祖とも言われるサンフォード・マイズナー氏の直弟子となり、「Repetition」を学ぶ。これが現在のATCActor’s Training Center)で行われている「緊張からの解放」の基軸となり、長年の研究対象となった。
また、この留学時代に西洋系、アフリカ系、アジア系など、様々な人種による身体能力の違いを体感。アジア人としての体の生かし方についての研究を始めたことが、生涯をかけた身体トレーニングの礎となっている。

1982年に帰国後は故・樹木希林氏に見出され、樹木希林事務所に入り芸能活動をスタート。しかし日米の制作環境の違いに悩み、一度は築地市場での勤務を選ぶなど表現の世界から離れる時期もあったが、父からの「マグロを運ぶのが悪いとは言わない。でもお前はアメリカまで行ったのに、何をしているんだ?」との言葉を受け、再起を決意。30歳を目前にして「演劇集団 円」に入団。故・岸田今日子氏の相手役(『欲望という名の電車』スタンリー役)に抜擢されると、その後も数々の舞台で主演を務め、実力派俳優としての地位を確立した。

「演劇集団 円」退団後はTV・映画・CFに活躍の場を移し、1993年にはデヴィッド・リンチ監督によるCF「ジョージア」の主役に抜擢され一躍時の人となる。
その後も、ドラマ『仮面ライダーアギト』にて史上最年長ライダー(当時)のアナザーアギト(木野薫)役を好演。舞台では美輪明宏氏や坂東玉三郎氏といった巨匠の相手役を長年にわたり務めた。

50代からは「人生の集大成」を見据えた新たな挑戦を開始。俳優業に留まらずクリエイターとしても活動の場を広げ、佐々木希氏主演の映画『縁 The Bride of IZUMO』の脚本や、映画『桜散れども』での新人監督賞受賞、『新 赤線地帯』でのマイアミ国際SF映画祭観客賞受賞など、国内外で高い評価を得る。

同時に、より良く生きるための資本である体を鍛え直すために始めた柔術では、35歳以上・青帯の部で史上最年長の世界王者に幾度も輝く。精神面では東京国際仏教塾での得度を経て、浄土真宗東本願寺派の僧侶となり、上級心理カウンセラーの資格も取得した。

還暦を迎えてもその挑戦は止まらず、アメリカ映画『STORY GAME』、ボリウッド映画『探偵ビヨムケーシュ・バクシー』などの海外作品への出演や、父への追悼と日本を元気づけたいという願いを込めたプロレスデビューなど、多角的な活動を展開している。

現在はこれまでの多彩な経験や仏教思想、演技術などを統合し、人生をより良く生きるための知恵を伝えるべく、日本各地で講演活動を行うかたわら、自身が代表を務めるActor’s Training Centreで後進の育成に力を注いでいる。法名は「釈 趙瑛」。




<< 演出家 佐藤智恵 略歴 >>
幼少期より、新体操・ジャズダンス・ヒップホップ・ピアノ・声楽を習う。大妻女子大学文学部国文学科卒業(中学・高校国語教師資格取得)後、全日本空輸(株)フライトアテンダントを経て、NYヘダンス・演劇留学。

帰国後、劇団四季入団。「美女と野獣」「JCS」「Aspects of Love等多数出演。退団後、劇団天才ホテルにて脚本演出担当。Musical「Les Hydropathes」SkyPerfecTV放映等。フィリピン・スモーキーマウンテン単独取材後、StudioALTA Musical「Long Road」演出、ロシア サンクトペテルブルグ大学演出家育成夏期WS修了後、演出家へ本格的に転向。

東京芸術劇場 坂東薪車主演 大和田伸也助演「サロメ」演出、新国立劇場・メキシコ大使館共催演劇「NARITA Airport」演出、新国立劇場主催RADA(イギリス王立演劇)元校長 Nicholas Barter氏特別WS開催、文化庁芸術家派遣事業 9年連続招聘、広島県福山市小学校ミュージカル演出指導、大原高等学院芸能科ミュージカル演出家就任、池袋ミュージカル学院脚本家、ミュージカル短編映画「Behind the movie」監督、松坂桃李主演映画「ツナグ」劇中劇演出、橋本愛演技指導、一ッ橋高校演劇コーチ・東京都芸術祭優勝、クリストファードイル撮影監督映画「縁 ~The Bride of IZUMO」脚本、アイドル仮面女子Yoga・演技指導、theaterJAZZ指導歴20年、インドYoga短期留学を経てYOGA指導歴8年、インド・ニューデリーにて関口三千香+JAPANfoundation共催ミュージカル演出、アメリカNY Musical show csae「I dreamed of whispering love under water~水の中で愛を囁く夢を見る」演出、井坂俊哉主演「美しいこと」脚色・演出等、商業演劇脚本・演出は50本を超える。他、建築雑誌にエッセイ掲載、出版校正者、受験対策塾講師、大学AO入試指導、小論文指導等の職歴も有る。




<< 音楽監督 木村聡(バリトン) 略歴 >>
愛知県名古屋市出身。東京藝術大学声楽科卒業、同大学院修士課程修了。

オペラ「リゴレット」「ジャンニ・スキッキ」「小野道風 しずく柳」タイトルロールをはじめ、「椿姫」ジェルモン、「運命の力」ドン・カルロ、「アイーダ」アモナズロ、「トロヴァトーレ」ルーナ伯爵、「ドン・カルロ」ロドリーゴ、「仮面舞踏会」レナート、「セヴィリアの理髪師」フィガロ、「ランメルモールのルチア」エンリーコ、「魔笛」パパゲーノ、「蝶々夫人」シャープレス、「トスカ」スカルピア、「ラ・ボエーム」マルチェッロ、「外套」ミケーレ、「道化師」トニオ、「カヴァレリア・ルスティカーナ」アルフィオ、「アンドレア・シェニエ」ジェラール、「カルメン」エスカミーリョ、「白山椿」善右衛門 ほか、数多くの作品に主役バリトンとして出演。50を越えるレパートリーを持つ。
名古屋開府400年・名古屋二期会40周年記念公演プッチーニ「ラ・ボエーム」ではマルチェッロ役を務める。

また ベートーヴェン「第九」「合唱幻想曲」、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「レクイエム」「大ミサKV427」、フォーレ「レクイエム」、ロッシーニ「スターバト・マーテル」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」など宗教曲のソリストとしても活躍。

東京藝術大学「おとあそび♪音楽隊」と東京都足立区、荒川区、台東区などとの連携事業によるコンサートに2009年度よりたびたび出演中。
他、東京オペラシティ リサイタルホールでのソロ・リサイタルをはじめ、名古屋ヒルトンでのディナーショーや町田イタリア歌劇団でのコンサートなど、500公演を越えるコンサートに出演。

NHK全国学校音楽コンクール(Nコン)の審査員(2009年~2013年)を務める。

南山中学・高等学校 非常勤講師、瑞穂短期大学(現・愛知みずほ大学短期大学) 非常勤講師、愛知みずほ大学 非常勤講師、名古屋音楽大学 非常勤講師、AMA(足利ミュージックアカデミー)講師を経て、現在ATC(Actor's Training Center)でミュージカルの音楽監督や後進の指導にあたっている。





<< アシスタント・トレーナー 所広之 略歴 >>

船大工だった父の影響で工業高校に入学、パソコンに興味を持ち情報処理系の学校でプログラミングを学ぶ。幼少よりアニメ監督の兄と共にアニメ・マンガに囲まれて育ち、その道のクリエーターを目指し、お茶ノ水博士の学校で旧スネ夫氏から芝居を学ぶも別の講師から「お前、なんで声の学校にいるんだ?」と言われ、ジッとしていられない性分の自分が声の役者は無理と、ATCの前身「心日庵」で樋口師の元、アカデミックな演技を学び始める。


樋口師の知り合いのJACの役者から殺陣も学び始める。太極拳、空手、キックボクシング、木刀、スパーリングなど実践的な稽古で、殺陣の基本的なものを叩き込まれる。

『心日庵』が演技技術向上を理念に、教育機関として『ATC』に変わってからも、樋口師に付き従い演技を学び続ける。アシスタントとして、体操の指導を始める。ATCのもう一つの理念、演技の指導者育成のため資格認可制を導入してから、樋口・佐藤両師が仕事で日本にいないときクラスを受け持ち、海外からインターネット経由でトレーナーとしての指導を受ける。外部でアイドルやミュージカル学校での演技指導なども任される。


所広之 略年表
2004年 WOWOW「交渉人」三池崇史:監督
2006年 心日庵「楽園の東」池袋演劇祭 豊島テレビ賞受賞
2009年 心日庵「日食とひわまり」池袋演劇祭 豊島テレビ賞受賞
2020年NHK大河ドラマ「青天を衝け」レギュラー吉五郎役
2021年ATC Movie Festival「ネオ・赤線地帯 ローズの場合」樋口隆則:監督マイアミSF国際映画祭観客賞受賞