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樋口隆則(俳優名:菊池隆則)

NYネイバーフッドプレイハウスにてメソード演技の創始者であるマイズナーの直弟子となる。帰国後、演劇集団・円に所属、数々の舞台で主役を勤め退団。現在も俳優として映画・TVで活躍する傍ら、脚本・演出としても様々な現場で仕事をしている。指導歴はUPSアカデミーのヘッド・トレーナーに就任してから、20年近いキャリアを持ち、著名な俳優も指導している。SYMBIONの活動と共に外部の演劇学校や劇団、大学でも教鞭をとる。

水曜日のワークショップは主に演技のデザインを学ぶクラスです。前半はニューヨークで演技者の為に開発された身体訓練を通して、体幹やコア・マッスルを鍛え、身体や声を調整し、レペティションというエクセサイズをツールに、俳優に必要な交感力や設定力を養うエクセサイズ中心の時間。後半は実際のシーンを使って台本を解釈し、役の行動を読み取り、演技として組み立てるやり方を学ぶと共に、国内外の名作を樋口がシーン・スタディ様に改訂した教材に使うことで、様々な戯曲を演じ演技筋力を鍛えると同時に俳優としての視点を拡げる。

『私は俳優として、ニューヨーク時代、劇団時代、プロ活動を通して、古今東西の様々な戯曲を演じてきました。その経験は私を演技に対しての深い理解に導き、俳優として広い視点を確立出来き、また現在私が演出や脚本の仕事をする上でも大きな助けとなっています。私は受講する方々にも、色々な戯曲を体験してもらい、俳優としての成長してもらいたいと願っています』(樋口談)

※シーンの持ち込みも可能。